北海道マラソンを終えて。

本日、北海道マラソンに参加した。

結果から言うと4時間42分42秒で完走することができた。

練習では、20km走るだけでも軽度の脱水症状になったというのに

今回はまったく問題なかった(脚と太腿の疲弊の度合いは練習の時と大差なかった)。

なぜか?

給水所、一緒に走る人や応援してくれる人の有無である。

 

練習で20,30km走る時にはもちろん給水所はない。

だから適切なタイミングで水分やミネラル分を摂取するのが難しく、体調を崩しやすいのだ。

 

また一人で走り続けるというのは、相当な精神力を必要とする。

少し苦しくなってくるとすぐにでも歩きたくなる。

だが隣で走っている人や沿道から声をかけてくれる人がいれば、もうちょっと頑張ろうと思い続けられる。

 

フルマラソン完走を目指す人に向けて、色々なアドバイスがあふれているが

私が一番大事だと思ったのは、とりあえず20kmや30km以上走ってみることである。

できれば本番と同じコースを走るのがいい。

初めてフルマラソンに挑戦する人はおそらく絶望するだろう。

だけどそこから立ち直って、もし完走できるとしたらどうすればいいのか、考えてみてほしい。

私も大会1週間前に初めて20km走った時は、諦めかけたが、情報を収集しそれらをためしてみることで、なんとか完走出来た。

 

それにしても、思ったよりも楽しかった。

次は4時間を切るようなペースで走れるようにトレーニングしてみたい。

フルマラソン

私にはフルマラソンなど縁がないと思っていた。

登山には何度か挑戦したことがある。

しかし、ひたすら登頂に向けて邁進し、満身創痍になった末得られるものの価値を理解する美的感覚が私には欠けていたため、そこまでのめりこめなかった。

フルマラソンも登山と同様の美的感覚を求められるスポーツといえる。

よって私はフルマラソンをしようと思ったことはなかったのだが、研究室のメンバーに誘われて魔がさした私はフルマラソンに挑戦する気になってしまった。私は長期的な体力には自身があり、フルマラソンも軽くできるのだろうなと思っていた。

 

練習としては今年の1月から最低でも週に1回は6km走るようにしてきた。

6kmだと体が温まってきて、気持ちいいところで走るのを終えることができる。

ここでまた私は勘違いした。6kmでまだまだ走れるのだから、20kmも軽く走って、あとは根性で走り切れるなと思った。

 

そして迎えた本番1週間前。

私はハーフマラソンに挑戦することにした。コースは本番と同じコースを利用することにした。

14時スタート。目標タイムは2時間である。

快調なスタートを切った私は、目標タイムを上回るペースを5kmまで維持した。

だがここで走りに陰りが。そう、横腹が痛くなってきたのである。自分の脚力、スタミナに見合わないペースであったためである。またその日の朝食がバナナとプロテインのみというのもまずかったのだろう。おなかもすいてきた。のども乾いた。ひたすら苦しいのである。一定の距離を走ると橋が見えるので、あの橋まで走ろう。その橋を超えると、また次の橋を探して、次はあそこまで走ろうとし、モチベーションを保つ努力をした。

 

そんなこんなで折り返し10kmである。タイムは約57分。私はほとほと疲れた。すぐそばに公園があったので水をがぶ飲みし、復路についたのだがもはや走る気力は失せていた。

なんとか気力を振り絞り走り始めたものの、ふくらはぎと太ももの内側がパンパンで可動域がものすごく狭くなっていた。これが俗にいう「足が棒になる」という状態なのだろうか。脳が動けと脚に命令しても、脚がそれを拒否しているかのようだった。ここで私は完全に身体の要求に屈し、歩くのも厭わなくなった。

 

歩きながら景色を見てみると、沿道にはとても大きなスーパーマーケットがちらほらある。お金をもっていたらスーパーに飛び込み、CCレモンを買っていたことだろう。

 

歩くのもなかなかつらいもので、これまで食べたおいしいものが無性に食べたくなった。祖母の味噌汁、Raraのインドカレー。このマラソンが終わったらRaraに行くことにしよう。

 

札樽道が見えてきた。あと3kmほど走れば(歩けば)Raraに行ける!

少し元気が出た私は走り出したものの300mほどしか持たなかった。脚がすぐパンパンになり、前に出すのがつらくなる。ここで歩いてしまうのは私の甘えなのだろうか。

 

なんとか21km走り切り、タイムは2時間30分。とんでもない記録である。あんなに歩いたのに。走り終わった後は気分が悪くなり、熱中症のような症状に見舞われたが、Raraへ向かうことにした。けっこう元気な自分もいることにほっとした。

 

 

 

 

就職エージェントの方とお話しした。

実は私は就職活動を継続して行なっている。

内々定を頂いている企業もあるのだが、就職活動に熱心に打ち込んでこなかったことが後々裏目に出そうで、納得するまでやってみようと思っている。

 

そこで就職エージェントサービスを利用することにした。

エージェントサービスの利用は無料である。なぜ無料なのかというと、企業と学生のマッチングができた場合、企業が相応のお金をエージェントに支払うためだ。

よってエージェントを利用する際は、担当の方がただ点数稼ぎのために適当にマッチングさせようとしていないか気をつけることが大事だ。

 

エージェント利用に際して、利用の希望を伝えると担当の方が決定する。

その後、担当の方に履歴書やアンケートをお送りし、電話面談をする。

今日その電話面談があったのだが、担当の方の声がかなり素敵だった。

いい声の人と電話で話をしているととろけそうな気持ちにならないだろうか。

あの感覚を幸運にも今日味わうことができた。声の安定感が違う。澄み渡るようでエネルギーに満ちている。私も是非あの声を手に入れたいと感じた。何故だろうか?

 

いい声だと、自分の声を聴いて人はうっとりするだろう。私はその人を見ると幸せだと感じるだろう。

それを仕事に活かすと営業の方の場合、仕事がばんばんとれるだろう。その末に独立して、Youtubeなどでいい声で自分の好きなことを紹介する番組を作ってしまえば、いい声であるというだけで食べていけるのではないだろうか。それでYoutubeで有名になったら、ラジオ局のパーソナリティーになって、他の業界で輝いている一流の人と仕事をして、、、と妄想するとワクワクする。

 

担当の方とお話出来ただけで、エージェントに登録した甲斐があった。

これから声をよくする勉強を本格的に行おうと思う。

本格的に、とはどういうことかというと、師匠を見つけ、師匠の教えを忠実に実行し、師匠の考えを先取りできるように考えぬく、ということである。

 

ここで、やっかいなのは、考えぬく、ということである。

机の前で腕組みをしてウンウン唸っていることが考えぬく、ということではない。

文書化して他の人にも平易な言葉で説明できるようにすることが、「考えぬく」ということである。

私がこのような考えに至るようになったのは、津田久資さんの「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか」という本を読んだことがきっかけだった。

考えるとは、書くことである。

 

発声の師匠はもう決めてある。

その方達を通して学んだことをこのブログで公開していく予定なので、楽しみにしてもらえると嬉しい。

 

 

 

 

これから書いていくこと。

理系大学院生のさいとうといいます。

 

私は本が好きです。

小学生のときから休み時間に一人で学校の図書室にこもって

本を読んでいたことをよく覚えています。

中学・高校でも本は読んでいましたが、小学生の時ほどではなかったですが

大学1年で再び読書熱が再燃しました。

そのきっかけというのは、漠然とした将来への不安を抱えている時に

本屋で偶然立ち読みした本です。

その本は、千田琢哉さんの「死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉」です。

この本に出逢ったおかげで、自分がなぜ漠然とした不安を抱いているのか明確になりました。このまま大学を卒業して、就職して、家庭をもつ。そうした世間一般で言う良い人生を送っていく自分を認めたくなかったのです。

そこから、私は子供の時から大好きだった読書に時間を費やそうと決めました。

 

千田さんとの出逢いから5年経ちます。

それほど時が経ちましたが、正直言ってまだまだ私は凡人です。ピラミッド社会から脱出できるほどの実力はまったくありません。

だからどうやって脱出できるか考えて、行動した結果をここに記していこうと思いました。このブログを始めたのはその一歩です。